郡家駅前にて「ぷらっとびあ八頭」実施しました
郡家駅前イベント企画ミーティング(第4回)しました
JVCケンウッドデザインにお越しいただきました
郡家駅前イベント企画ミーティング(第2回)しました
今年度の郡家駅前イベント企画について話し合いました
「鳥取の野菜が活きるレシピ」、鳥取のまちなか土産店「まちパル」にて販売されています。
「まちパル」のインスタで紹介されています。
https://www.instagram.com/p/C42dgFPJAXA/
鳥取の野菜が活きるレシピ作成しました
郡家駅前活性化のためのワークショップに磯野ゼミが参加しました
八頭町には、若桜鉄道の発着駅であり姫路・岡山と鳥取を結ぶJR因美線の途中駅でもある郡家駅があります。その郡家駅の駅前もかつては店舗がならびいつも人で賑わっていたそうですが、今は社会情勢の変化を受けその賑やかさは失われつつあります。そこで数年前より八頭町はこの郡家駅前の活性化を図るべく、郡家駅舎の新改築、その駅舎でのイベント実施などさまざまな施策を講じてきました。昨年よりはそのための委員会が立ち上がり、駅前のまちなみに焦点を当てた活性化計画が検討なされてきています。
この度、先日の1月17日、その活性化計画の方向性(コンセプト)を探索・設定すべく、委員会主催で住民、商業、鉄道、銀行、観光協会、商工会、自治体などの方々が集まり、八頭町隼ラボにてワークショップを実施しました。そこで磯野がそのファシリテーションを担当させていただいたことから、当ゼミ3年生もそのワークショップの進行をサポートをしつつ、議論にも参加しました。
ワークショップは八頭町役場の桑谷さんによる概要説明から始まり、グループごとのディスカッションから全体ディスカッションに至り、全体としておそよ3時間半に及びました。活性化計画の方向性を決めるということで、住民の方々が中心となり相当に白熱した議論になりましたが、その進行にゼミ生も貢献すべく奮闘しました。
ディスカッション後、これからここで導かれた方向性をもとにさらに詳細を委員会で検討していくことになりますが、今後もこの郡家駅前活性化検討の努力に磯野ゼミも貢献する予定としています。
山陰三ツ星マーケットで「平尾とうふ」を出店しました
先日の12月9日(土)、鳥取空港で開催された山陰三ツ星マーケットにて、3年生が平尾とうふ店のご協力を得て、「平尾とうふ」を出店しました。これは、「平尾とうふ」の販売に、この鳥取に伝わる12月の「嘘つきとうふ」という民族行事を広めようとの意図も合わせてのことです。もとは当ゼミ3年生増田さんの発案によるものです。
この「嘘つきとうふ」とは、年越し前に、この一年の嘘をとうふを食べて流そうとするものです。そこで「平尾とうふ」を販売し、来ていただいた方にぜひ「平尾とうふ」でこの一年の嘘を流してもらいたいと考え、実施しました。
この行事を広めるためにはできるだけ多くの人にこの「平尾とうふ」を買ってもらう必要がありますが、結果的におかげさまで多くの方に来店いただき、たくさんのとうふを販売することができました。さらに嘘つきとうふを説明する絵はがきも用意したところ、やはり多くの方に手に取っていただきました。これはまずなんといっても平尾とうふの魅力ゆえです。今回の出店であらためて、平尾とうふのファンの方の力をよく認識しました。また、今回、山陰三ツ星マーケットに初めて出店させていただきましたが、かなりレベルの高いお店が数多く並ぶ中で、私たちの店頭プロモーションもかなりうまくいったように思います。お店の構えは他のお店と全く見劣りすることなく、鳥取県に伝わる民族行事「嘘つきとうふ」のことを、「平尾とうふ」と合わせてよく伝えることができたと思います。ただ当初の販売目標の達成には至りませんでしたが、それはその目標の設定が高すぎました。今回の経験を活かして、今後はより現実的な販売目標を立てた上でその実行計画を立てていくつもりです。
あらためてこの度は来店いただいた方々、出店にご協力いただいたKUBERU(平尾とうふ店)の平尾社長と皆様、山陰三ツ星マーケットの皆様にお礼申し上げます。
12/9(土)山陰三ツ星マーケット(鳥取空港)で「平尾とうふ」販売します
平尾とうふ店訪問しました
7月9日(土)、八頭町郡家駅舎内(ぷらっとぴあ・やず)で、当ゼミが主催となってちびっこ向けイベント「やずぴょんのあそびば」を実施しました。
当日は子どもと親御さんの家族連れでお越しいただき、子どもたちだけを数えると130人ほど来てくださっていたようで、大盛況となりました。お越しいただいた方々には深く感謝いたします。楽しんでいただけたならば幸いです。
郡家駅舎内でのイベント実施はゼミとして初めてであったために、色々と手探りなところも多くありましたが、八頭観光協会の中村さん、八頭町役場の桑谷さんの多大な手ほどきもあり、なんとか準備から当日の運営まで問題なく進めることができました。ゼミ生も役割分担含めよくやったと思います。やずぴょんのテーマ、白兎伝説、ビンゴなどは中村さん、桑谷さんからのアドバイスあってのことでした。
今回やってみて、私たちなりに色々と反省するところも多々ありました。今回の経験を活かして今後、より良いものをできればと思っています。あらためて中村様、桑谷様、観光協会、八頭町役場の皆様には大変お世話になりました。
当ゼミ作成手ぬぐいが智頭町HPで紹介されています。
当ゼミが作った「とっとりメモリー」手ぬぐい智頭シリーズが、智頭森林セラピーのセラピー弁当と一緒に紹介されています。 ぜひご利用ください。
www1.town.chizu.tottori.jp/chizu/sanson_saisei/therapy/food/tenugui/
7月9日(日)郡家駅舎内で「やずぴょんのあそびば」します
2回目の郡家駅前イベント企画ミーティングしました
2023年6月2日、郡家駅前イベント企画に関して、先日のミーティングを受け、ゼミ内でディスカッションしてまとめた企画案について、八頭町観光協会中村さん・八頭町役場の桑谷さんに提案し、ディスカッションしました。
今回は、改めて郡家駅内の詳細を把握し、また八頭町の白兎由来などについて大いに学ばせていただきました。
次回のミーティングには、プロモーション時間も考え、ほぼ最終に近い案を用意するつもりです。
今年度の3年生ゼミでは、料理レシピ本企画プロジェクトと、郡家駅前イベント企画プロジェクトの2つを進めています。
昨日の2023年5月9日、郡家駅前イベント企画のために、八頭町観光協会の中村さん・八頭町役場の桑谷さんと、当ゼミ(中西さん・いくん・森田さん・斉藤くん・園山さん)とで、第1回のミーティングを持ち、いろいろとディスカッションしました。中村さん・桑谷さんからはこれまでの状況、今年度の予定、郡家駅内の空間コンセプトなどをお教えいただき、こちらからはとりあえずの企画案をご提案し、いろいろとご意見をいただきました。
今後は今回の知見をもとに、より具体的な案を考え、観光協会、役場の方々と具現化していくつもりです。とりあえずは7月初旬のイベント開催を考えています。
ゼミで料理ビギナー向けの料理レシピ本「単純で基本の栄養十分レシピ」つくりました。
今年度ゼミ3年生で取り組んだ、料理レシピ本が先日、印刷されてきました。
一人暮らしを始めた学生や社会人のような料理のビギナーに向けた料理レシピ本は多くありますが、そのようなビギナーにとって、料理の基本の型や、基本の手順、基本の調味料がわかり、自分自身の好みに応じた応用の仕方がわかるものは限られています。そのような基本はごく単純で難しくなく、毎日の料理に役立つものです。
そこで当ゼミでは、そのような料理ビギナーのニーズに応じた、料理の基本に焦点を絞った料理レシピ本を作成しました。これを読めば栄養十分な料理がどれだけ簡単にできるかが分かるかと思います。また料理の基本だけを書いているので、ここにあることを理解すれば、あとは自分で色々応用できるようになるはずです。
作成にあたっては、まず対象読者となるような人のニーズ調査を行い、求められているものについての仮説を本のコンセプトとして設定しました。そしてそのコンセプトをもとに、ゼミ生で手分けして、幾度となくレビューと修正を繰り返しながら、具体的なレシピを作成しました。
まずは4月から、本学学生で関心のある人に向けて配布し、アンケートに答えてもらう形で、その魅力度や購買意図を調査する予定です。
また調査用とは別に、一般に関心のある方向けにもご用意しています。ご関心のある方には、アンケートにお答えいただくことを条件に、お配りする予定です。
オンラインバージョン創りました。ぜひご参照ください。
June 23 2023 Update
本学図書館にて、配布中です。ご関心ある方はぜひお取りください。
その際にはアンケートにご協力お願いします。
大江ノ郷自然牧場でミーティングしました
3年生ゼミでは今、料理の基礎レシピ集の企画をしているところです。このレシピ集を作るにあたり、良質の卵の使用を中心に考えようということになり、「天美卵」で全国的に有名な大江ノ郷自然牧場の協力を仰ぐべく、昨日の11月8日、大江ノ郷自然牧場を訪問し、企画部の山崎さんとミーティングを持ちました。山崎さんからはご協力いただくことについてご快諾いただきました。これからメニュー開発を詰めて行き、何とか今年度中にレシピ集として形になるよう纏めていく予定です。
ミーティングの後は、大江ノ郷自然牧場の「ココガーデン」にて休憩して帰りました。大江の里自然牧場の山崎さんには大変お世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。
智頭七夕まつり開催しました
先週土曜の7月14日、智頭町観光協会、鳥取大学馬場ゼミ、公立鳥取環境大学磯野ゼミが共催で、智頭町にて「智頭七夕まつり」を開催しました。当日は町内外からおよそ150人の方にお越しいただき、初めての試みながら大盛況となりました。
馬場ゼミは焼き鳥屋、星空観望会を担当し、磯野ゼミはパフォーマンスを含む全体の進行管理とキャンドルナイトを担当しました。さらにパフォーマンスは、環境大のアカペラ部とダンス部によってなされました。
智頭町は林業で栄えた町で、智頭杉は町のシンボルです。当イベントの会場となった「どうだん広場」には今、智頭杉でできた御神木のモニュメントが展示されています。今回のキャンドルナイトでは、来場者が各々の願いを七夕の短冊に書き、それをキャンドルと合わせた上で、その御神木を囲むように並べました。そして次の日の7月15日には、実際に御神木が祀られている諏訪神社にて、短冊を供えました。
お越しいただいた方々に今回のイベントを楽しんでもらえたなら幸いです。本イベント実施に漕ぎ着けるまでには、天候不順、学部管理職対応など多くの困難に直面しましたが、まずは無事開催できて本当によかったと思います。反省点も多々ある中で、今後のより良いイベント企画につなげていければと思っています。智頭町観光協会の吉村様・岡野様、馬場先生、鳥取大学馬場ゼミの皆さんとは何度も話し合いました。このような機会をいただき大変ありがとうございました。
智頭町観光協会、鳥大馬場ゼミとミーティング持ちました
今年度は、智頭町にての7月の七夕まつりを企画しています。そこで先日の5月13日(金)午後、智頭町観光協会の吉村さん・岡野さん、鳥取大学馬場ゼミと、当ゼミ智頭プロジェクトチームが、第1回のミーティングを持ちました。7月まであまり時間がありませんので、色々と大急ぎで詰めていかなければなりませんが、観光協会の方々、馬場ゼミと当ゼミとで協働することで、いい企画になるのではないかと思います。
新3年生ゼミ始動し智頭フィールドワークしました
4月から新しい3年生ゼミが始動し、さっそく一部のメンバー(高井さん、忠津さん、今井さん)で智頭町にてフィールドワークしました。
今年度、昨年度できなかったキャンドルナイトを実施すべく、企画していきます。まずは場所をどうするかということで、旧山形小学校や、智頭町観光協会よこのどうだん広場を見てまわり、実施をイメージしました。旧山形小学校では、恋山形運営協議会の方に丁寧にご案内いただき、また智頭で活動なされておられるクレコラボ社の社長でおられる興津さんにお会いし、意見交換させていただきました。
また智頭町観光協会には先日納品した手ぬぐい、ステッカーをさっそく販売いただいていました。
学生は写真に映る時にはとりあえず反射的にポーズします。
JVCケンウッドデザインとミーティング持ちました
2021年度の3年生ゼミ(担当:森下くん、土井くん、海帆くん、岡本くん)では、JVCケンウッドデザイン、鳥取大学馬場ゼミと、フォレストノーツの学内展開プロジェクトに取り組みました。フォレストノーツとは、JVCケンウッドデザイン(JVCKD)が展開する森の音ライブ配信サービスです。先日の3月29日には、その最終プレゼンテーションを持ちました。
最終であるため、JVCケンウッドデザインの東京オフィスをご訪問して参加する予定でしたが、そして馬場ゼミは実際にご訪問して現地からミーティングに参加しましたが、あいにく本学はその本学特有の極めて厳格な感染症対策のために、オンラインでの参加とならざるを得ませんでした。
それはともかく、本ミーティングでは、当ゼミと馬場ゼミがそれぞれ、これまでに検討を重ねてきた、フォレストノーツ事業を今後、どのように拡張していくべきかのアイデアを、JVCKDに提案しました。提案はさまざまな角度から考察したものでしたが、現実離れしていたり見当違いの箇所もあったかと思います。しかしJVCKDの方々からは、社外なりの意見が得られたなど、概ね好意的に受け止めていただきました。
この度はこの機会をいただきましたJVCケンウッドデザインの柳沼様皆様に深く感謝いたします。
智頭の森シリーズの手ぬぐい、ステッカー販売はじめました
今日2月5日(土)、鳥取市まちなかの物産店「まちパル」にて、鳥取のイラスト土産ブランド「とっとりメモリー」から智頭の森シリーズの手ぬぐい3種(1100円/枚)、ステッカー3種(300円/枚)の販売を始めました。あわせて公立鳥取環境大学の理念をテーマとしたステッカー2種の販売も始めました。
よろしければぜひまちパルにお立ち寄りいただき、実際に商品を手にお取りください。
手ぬぐいデザイン:豊田さん・川口くん ステッカーデザイン:西川さん
JVCケンウッドデザイン「フォレストノーツ」学内展開試行について報告しました
今年度後期、鳥取大学馬場ゼミと当ゼミは、JVCケンウッドデザインの協力を得て、同社が提供する森の音ライブ配信サービス「フォレストノーツ」の、鳥取大学および本学での展開を試行的におこないました。 1月26日(水)、JVCケンウッドデザインー馬場ゼミー磯野ゼミとでオンラインミーティングを持ち、その試行結果をJVCケンウッドデザインに報告すると同時に、その効果や今後の展開などについてディスカッションしました。
具体的には、両大学とも、学内のフォレストノーツの展開は、室内環境の快適性向上に貢献することが確認されました。その一方でその導入のためのスピーカーやネット接続機器の整備・管理についての問題があることについても明らかになりました。 今後はこれをより本格的に展開するために必要なことを検討すべく、3月下旬頃に、JVCケンウッドデザイン(東京)にて、3者で対面でミーティングを持つことを予定しています。
JVCケンウッドデザイン柳沼様には今回の学内展開試行について多くのアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
なおフォレストノーツ学内展開試行は門脇くんと岡本くんが、フォレストノーツの将来性検討は森下くんが中心となって進めました。
智頭の森手ぬぐい・智頭の森ステッカー
今年度の3年生ゼミでは、智頭町観光客向けの新商品開発として、新しいステッカー商品と、手ぬぐい商品の開発を進めてきました。そしてこの度、ついに完成品が上がってきました。 「智頭の森てぬぐい」「智頭の森ステッカー」シリーズとして販売していく予定です。これから2月中旬に向けて店頭POPを用意し、これらを智頭町観光協会と鳥取市まちなかの観光物産販売店「まちパル」に販売委託する予定にしています。 また販売が始まりましたらご案内します。
手ぬぐいは、豊田さん、川口くん、土井くんが、ステッカーは、西川さんが中心となって進めたものです。
智頭の森クリスマス会の企画
今年度、当ゼミは、智頭町観光協会、鳥取大学馬場ゼミと合同で、智頭町の観光プログラム開発の一環として、「智頭の森クリスマス会」を12月18日に実施すべく企画してきました。 これは智頭町と全国の疫病退散祈願と参加者の各種願いを込めておこなうのもので、
・15時からキャンドルに各自の願いを書いて並べ、17時から点灯
・その間に本学のアカペラ部、鳥取大学のフォークソング部によるパフォーマンス
・智頭町の「おせっかい奨学金」募金への協力を募る
・イベント後、願いの書かれたキャンドルは、諏訪神社にて祈祷
などが予定されました。
実施日の12月18日、智頭町はあいにく大雪となったために、残念ながら本クリスマス会は中止となりましたが、同企画内容を活かして、来年度の春〜夏に新たに智頭町にて企画する予定でいます。
智頭町新観光プログラム・商品開発提案
先日の8月5日(木)、当3年ゼミ生が、鳥取大学馬場ゼミと合同で、智頭町観光協会・智頭町役場とJVCケンウッドデザインに、これまでに進めてきた新しい智頭町観光プログラムについての提案を行いました。この情勢の中、オンラインでプレゼンテーションとなりましたが、結果として非常に活発なディスカッションができたと思います。
当ゼミからは、智頭町でのキャンドルナイト、智頭町で製作・販売しているくろもじアロマミスト用のデザイン、智頭町で販売するお弁当用のふろしき、智頭町の観光名所をテーマとしたステッカーなどを提案させていただきました。今後は、並行して馬場ゼミから提案されたアイデアとの整合、各アイデアについての現地での詳細打ち合わせ/開発などを進めていく予定です。今年度末には、智頭町に関する興味深い観光プログラム・商品開発が立ち上がりそうです。
この度は智頭町観光協会の岡野様をはじめとした智頭町の皆様、JVCケンウッドデザインの柳沼様はじめ皆様には大変お世話になりました。また馬場先生・馬場ゼミからも多くの有益なアドバイスをいただきありがとうございました。
智頭町観光協会とミーティングしました
先週の7月15日(木)、今3年生ゼミで進めている智頭の森観光プログラムアイデア開発プロジェクトの一環で、智頭町観光協会の岡野様、鳥取大学馬場ゼミと磯野ゼミ3年生とで、ネットミーティングを持ちました。岡野様には、馬場ゼミ、磯野ゼミでそれぞれ考えてきたアイデアについてレビューいただき、多くの貴重なアドバイスをいただきました。これから頂いたアドバイスをもとにさらにアイデアを展開し、前期末の智頭町ーJVCケンウッドデザインへのアイデアプレゼンテーションに向けて準備して参ります。岡野様には大変お世話になりました。ありがとうございました。
鳥取大学馬場ゼミと合同ゼミを持ちました
「ちづクッキング〜柿の葉ずし〜」実施しました
1月25日(土)、智頭町森林セラピー推進協議会「食の検討部会」と当ゼミが主催として、智頭の伝統料理教室「ちづクッキング〜柿の葉ずし〜」を、一般の方9名をお迎えして、智頭町内はじ地区公民館にて実施しました。テレビ局も取材に来て、大変賑やかになりました。
当日は、まず味噌汁の具材となる大根や白菜の収穫体験から始まりました。キッチンに戻ってからはまず柿の葉ずしの作り方の全体の流れの説明、手の洗い方から、酢飯の用意、ますの用意、山椒の用意などを経て、皆で柿の葉ずしを一つづつ丁寧に握っていきました。そしてできた後は、皆で色々とお喋りしながら実食しました。最後には残った柿の葉ずしを詰めてお土産とし、解散しました。その後、今回実施に関わったメンバー(「食の検討部会」の方々、智頭町役場の井上さん、磯野ゼミ平井くん、西野くん、春名さん、岡田さん、磯野)で記念写真を撮りました。
これまで、智頭町でのじげ(伝統)料理教室は、何度か学生を対象として実施してきましたが、一般を対象としたのは初めての試みでした。そのために今回の実施に至るまでに智頭町と当ゼミとで幾度となくミーティングを重ねてきて企画を詰めてきました。結果的に、特に大きな問題もなく無事終えることができたことは、本当に感無量です。参加された方々にはところどころ段取り的に不手際があったかもしれませんが、全体としては喜んでいただけたと思います。しかし今後に向けての課題もいくつか明らかになりました。
また智頭町と当ゼミは、2020年度も数ヶ月に一度実施していきたいと考えています。また関心ある方は次回ぜひ参加いただければと思います。
鳥取市まちなかでだんご屋を出しました
先日の11月3日(日)、鳥取駅前の商店街通り(まちなか)で「木のまつり」が開催され、そこで当ゼミ3年生が「磯野屋」としてだんご屋を出店しました。 まちなかのまつりでのだんご屋での出店は今回で2回目となります。 前回の出店では、まずそのコンセプトが十分魅力のあることが確認され、用意した40本のだんごは午後の早い時間に売り切れるほどでした。そこで今回はコンセプトは同じでだんごを120本用意し、売り逃しに対処しました。また値段を最低限の利益を確保することとして前回から若干下げて出すこととしました。その結果、今回は結果的にまた用意した120本が全て売り切れることとなりました。本数では前回と比較し4倍となります。またコーヒーもハンドドリップを強調した結果、よく出ました。しかし今回は様々な理由で、店頭で立てる人間が4−5人と限られてしまい、途中ではかなり手が回らなくなるほど忙しくなる場面もありました。
このように今回も良いところもありましたが、反省点も多々残されました。次にはまた今回の経験をいかして、よりよいお店作りをしたく思っています。お越しいただきました方々には深くお礼申し上げます。ありがとうございました。一部の方には十分なご対応ができずに申し訳ありませんでした。お詫びいたします。
またいつものように今回の出店を支えていただきましたアドブレーンの澤田社長には深くお礼申し上げます。
3年生が「環境大学を支援する会」で報告しました
先日の7月26日(金)、本学後援会主催の「公立鳥取環境大学を支援する会定期総会」が開かれ、そこで当ゼミ3年生の平井君、稲垣さん、春名さんが当ゼミを代表し、これまで智頭町とJVCケンウッドデザインとで取り組んできた「智頭の森ブランディング」プロジェクトの活動概要を報告しました。本会に参加されたのは県内有数の各団体の方々ばかりであり、その報告にはプレッシャーもかかりましたが、学生は皆よくプレゼンテーションできたと思います。その報告においては特に最後、智頭じげ料理教室(柿の葉ずしづくり)の内容について紹介しました。拙い内容ではありましたが、お聞きいただいた方々には、智頭町やJVCケンウッドデザイン、私たちの活動に関心を抱いていただけたならば幸いです。
砂の美術館でミーティングしました
3年生ゼミではこれから、鳥取県東部最大の観光地である鳥取砂丘に隣接する砂の美術館について、そのオーナーである鳥取市および美術館館長・副館長と、その来館者数をさらに増やすために、マーケティング調査をおこないます。先日の金曜にそのためのミーティングを持ちました。ゼミからはとりあえずの資源環境分析結果を提示し、それをもとに全体で、観光客の流れ、美術館の立ち位置、これまでのコンセプト、今後の目標などディスカッションをおこないました。砂の美術館は鳥取東部の重要観光拠点としてすでに多くの人に来ていただいており、満足度も高く順調ですが、その一方でまだやれること、やるべきことはいろいろあり、考えていかなければならないことをお教えいただきました。これから今回のディスカッションをもとにあり得る目標やターゲット、コンセプトを考え提案していく予定としています。
またミーティングの後には、今年度開催中の「砂で世界旅行・南アジア編」を鑑賞させていただきました。改めてその迫力に圧倒され、またこの体験、感覚をいかにより効果的に伝えていくことができるのか、考えさせられました。
今回のミーティングでは、鳥取市の伊藤様、美術館館長の松尾様、副館長の下沢様に大変お世話になりました。深く感謝します。
3年生ゼミが智頭町にてフィールドワーク実施しました
先日の6月8日〜9日で、3年生が智頭の森ブランディングプロジェクトの一環として、智頭町役場、JVCケンウッドデザインのご協力を得て、フィールドワークを実施しました。1日目はあいにくの空模様でしたが、午前に森林セラピー、午後に「智頭じげ料理教室:早ずし」の試行を行いました。その日は新しくできた智頭のゲストハウス「楽之(たのし)」に泊まりました。2日目、天候も回復し、午前中は板井原集落散策とサウンドスケープワークショップ、「かまど」で昼食、そして午後に智頭街道に戻り石谷家、諏訪泉を見学した後、智頭町の未来を考えるビジョニングワークショップを行いました。
当ゼミとしてはこれまで2代にわたって智頭の森ブランディングと称して本プロジェクトを推進してきましたが、現3年生にとっては今回のフィールドワークが、いわば初めての本格的な智頭町体験となりました。いまだ多くの人にとってそうであるように、現3年生にとって智頭はあまり馴染みのないところでしたが、今回のフィールドワークによって一気に身近なものとなり、またその多くの潜在的魅力を知ることとなりました。今回のフィールドワーク体験をもとに、あらためて今年度の活動(特に「智頭じげ料理教室」の企画化)を進めていくつもりです。
この度のフィールドワークには、智頭町役場の山中様はじめ皆様、智頭町森林セラピー食検討部会の方々、JVCケンウッドデザインの柳沼様はじめ皆様には大変お世話になりました。深くお礼申し上げます。
まちなかでの4月29日開催「花のまつり」にゼミで出店しました
連休前半の4月29日に、鳥取市まちなか(鳥取駅前から県庁までの商店街筋)にて、毎年恒例の「花のまつり」が開かれ、当ゼミとして出店しました。今回の出店名は「磯野家 だんごとコーヒー」で、おばあちゃんの家に来たようなくつろぎと楽しさを提供することをコンセプトとし、だんご(みたらし、きなこ、あん)をその場で焼いたもの、コーヒー、ほうじ茶、ジュース(アップル、オレンジ)をメニューとしました。また隣接して無料での子供の遊び場(けん玉・さかなつり)も併設しました。
結果はかなりの盛況となり、予測を大きく上回り午後1時頃にはだんごもあらかじめ用意したものは売り切れて、慌てて追加分を用意した程でした。
今回のこの成功は特に、このコンセプトがよくまとまったものとなったからではなないかと思います。それゆえにメニュー、店構え、接客の方法なども一貫したものとすることができ、また出店の内容:この店は何を出すのかをお客さんによく伝えることができたと思います。ただし毎回そうであるように、今回もいくつか今後の課題が残され、そのうちの一つがコスト管理でした。今後はコンセプトをしっかしして売り上げを上げつつも、コスト管理もより工夫し、バランスのとれた出店管理ができるようにしたいと思います。いずれにしても今回の出店を進めたゼミ生は、ゼミが4月に始まったばかりにも関わらず、よくこの出店にチャレンジし、ここまでの成功に結びつけたと思います。
また今回の出店に際してはいつもながら、アドブレーンの澤田社長に大変お世話になりました。当日もいろいろとアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。
出店担当学生:稲垣さん、岡田さん、坂口くん、西野くん、春名さん、平井くん、星島さん(以上3年生)
JVCケンウッド・デザイン訪問し活動報告しました
前3年生(現4年生)の奥田さん、武安さん、芝田くんが、ゼミを代表して東京世田谷にあるJVCケンウッド・デザインを訪問し、2018年度の智頭の森ブランディングプロジェクト活動内容を報告し、2019年度の活動計画を議論しました。JVCケンウッドデザインは、智頭町役場とともに、当ゼミによる智頭の森ブランディングプロジェクトの主要なスポンサーでありパートナーです。2018年5月のJVCケンウッドデザインとの智頭でのフィールドワーク後、試行錯誤を経て現在、「智頭じげ料理教室」を進めようとしていること、各種活動によって学内での智頭の認知度は大きく引き上げられたこと、来年度はJVCケンウッドデザインと一緒に森の音ライブ配信について検討することなどを話し合いました。この度はこのような機会をいただきましたJVCケンウッドデザインの柳沼様・皆様に心よりお礼申し上げます。
智頭町「日本1/0村おこし運動」活動発表会に参加しました
先日の3月3日、智頭町にて「智頭町「日本1/0村おこし運動」活動発表会」が開催され、磯野ゼミ3年生の武安さん、奥田さん、芝田くんに加え、2年生の春名さんが代表して、これまでの当ゼミが智頭町とJVCケンウッド・デザインとの産官学連携でおこなってきた「智頭町ブランディング」プロジェクト活動の報告をおこないました。
智頭町「日本1/0村おこし運動」とは、町の活性化は集落の活性化からという視点にたって、住民一人ひとりが自分には何が出来るかを考え、自らが無(ゼロ)から有(イチ) への一歩を踏み出す運動です(広報ちず平成30年4月)。この活動は、地域住民が主体となってなされる地域活性化の先進的な取り組みとして、これまでに多くのメディアや論文に取り上げられ、全国から注目を集めてきているものです。
そしてこの発表会では、その第1部において、智頭町住民によるこの1年間の活動内容が報告されました。引き続いて第2部において、私たちの活動を、智頭町住民の方々に報告させていただきました。ここでは、本プロジェクトの目的の一つとして、豊富な自然資源をもつ智頭町の観光地としての魅力をより多くの人に伝えることを掲げたこと、今年度は大学生を対象としてその認知度と訪問数の向上を図ったこと、JVCケンウッド・デザインとの智頭町合宿をはじめとする様々な取り組みの結果、2017年度から2018年度にかけて、認知度は25%から84%に、訪問度は2%から36%にまで引き上げることができたこと(2年生対象アンケート結果より)、来年度は「智頭じげ料理教室」を企画し、より多くの学生、そして一般観光客に、智頭に来て楽しんでもらうことを狙っていること等を報告しました。
今回報告を担当した学生は、興味津々の住民や先生、行政の方々を前にしてかなり緊張していた様子でしたが、無事報告をこなし、また寺谷町長や住民の方々から今後の活動へのいくつかの貴重なアドバイスをいただきました。
この度の機会をいただき、またこれまで多くの支援をいただきました智頭町役場の山中様はじめ皆様、本プロジェクトのパートナーとして多くの支援をいただきましたJVCケンウッド・デザインの柳沼様はじめ皆様には心よりお礼申し上げます。
Chizu Forest Review 2019 5.pdf (1239663)
智頭じげ料理教室(柿の葉寿司)の試行をしました
1月25日(金)、智頭町の智頭森林セラピー食検討部会、智頭町山村再生課の方々と当ゼミ3年生(一部2年生)で、「智頭じげ料理教室」の一次試行をしました。これは、当ゼミが智頭町役場の方々から学びつつ取り組んでいる智頭の森ブランディング活動の一環で、智頭の伝統料理の作り方を学び楽しむ観光プログラムを企画し立ち上げようとするものです。その第一弾として、私たち自身が「智頭の柿の葉寿司」「智頭のこけら寿司」の作り方を学びました。今回はともかくまず自分たちでやってみて、学んでみて、楽しんでみることを主眼にしたものです。
結果、食検討部会の方の暖かいご指導のもと、なんとかこの柿の葉寿司・こけら寿司を一通り作ってみて、美味しく食べてみることができました。参加者が10人もいると、塩ますを切るのが上手い人、握るのがうまい人、片付けるのがうまい人、食べるのがうまい人とそれぞれの個性がよく現れます。作る過程は常に賑やかな上、最後に自分たちが作ったものを食べる楽しさは格別です。またそれほど料理をしたことのない人もいましたが、教えていただくことで十分に形にすることができる一方、料理が得意な人にとっては、整った寿司を作るにはコツが必要で学びがいがあるものです。これはぜひ他の人にも体験してもらいたいと思い、この料理教室プログラムの魅力を確信しました。
次は、今回の試行をもとに、この料理教室の案内パンフレットを作り、具体的に参加者を募ることになります。実際にこの料理教室プログラムが立ち上がった時にはぜひ多くの人に参加してもらいたいと思います。(食検討部会の方々による柿の葉寿司作り講習は、すでにこれまでになされてきています。今回の企画は、それをより多くの人に参加してもらえるように観光プログラム化しようとするものです。)
この度は、智頭森林セラピー食検討部会の方々、智頭町山村再生課の井上様には大変おせわになりました。お礼申し上げます。
エプロン、帽子、マスクを着ける様子...互いの見慣れない帽子姿を見て笑いをこらえ中
酢飯を作る様子...寿司酢、塩ますを洗う酢水、握りを作る手水、塩ますの漬け酢でやや混乱
塩ますをカットする様子...厚すぎたり薄すぎたりしてなかなか難しい
なんとか完成...手前が柿の葉寿司、奥がこけら寿司、葉っぱの向きや切り身の向きがありまた混乱
実食の様子...自分たちで作ったものがこれ程美味しくなるとは
とっとり特産はしおき販売はじめました
磯野ゼミ3年生がまちなかで出店しました(二店舗)
11月3日に鳥取市まちなかで開催された「木のまつり」にて、磯野ゼミから二店舗が出店しました。一つは「環大カフェ コッペとコーヒー」との店名で、文字通り様々な具を挟んだ手作りコッペパンと、コーヒーやアイスティーを提供しました。もう一つは「とっとりメモリー」との店名で、これまで当ゼミで作ってきた鳥取のまちなかや観光地を描いた絵はがきと、今回新たに作った鳥取の各種特産を模った箸置きを販売しました。二店舗とも当日に至るまでの準備や当日の段取りなど、色々と問題を抱えながらもなんとかこなし、多くの方々にお越し頂きました。色々と不手際があったかと思いますが、お越し頂いた方々には深くお礼申し上げます。本出店はいずれも、当ゼミが学ぶマーケティングの実践的学習の一環として行ったものです。参加した学生は、今回の機会から多くを学ばせて頂きました。
「私たちは「環大カフェ コッペとコーヒー」という名前のカ フェを出店しました。5月の花のまつりで出店した「やぎカフェ」での反省も踏 まえ、コンセプトやメニューを変更しカフェ出店を行いました。5月に行った花 のまつりと11月に行った木のまつりでは気候の変化などにより購買ニーズが異 なっていたり、また店のコンセプトを変えることで顧客層にも変化が見られたり と、顧客のニーズに合った商品を販売することやターゲットを絞るなど戦略を考 える事の重要性を感じました。また、商品の販売内容や相場に合わせた価格設定 を行うこと、利益に繋げるためにどうするべきかなど、今回のカフェ出店を通し て多くのことを学びました。出店の内容を一から自分たちで考え、実際に出店や販売ができる場を頂けたこ とは貴重な経験であったと思っています。今回のカフェ出店で学んだことを今後のゼミ活動 に活かしていきたいです。」経営学部三年 野津
「磯野ゼミとして、とっとりメモリーブランド拡張の一環で絵はがき、そして箸置きの販売を行いました。箸置きは今回初めての製作・販売ということで、メンバーで試行錯誤しながら作成し、販売まで漕ぎ着けました。 当日、お客様からは良かったという意見がある一方、金額表記の工夫の仕方やディスプレイの設置方法など、自分達でもう少し改善できたのではないかという一面も見られ、良い点悪い点どちらも確かなものとでき、とても良い機会となりました。場所を提供してくださった店舗の方や、出店のお声掛け下さった主催者の方、さらに商品を購入してくださった方や祭りを一緒に盛り上げて下さった方、様々な方に支えられて実現できた今回の出店でした。 次回も今回の良い点はさらに伸ばし、また反省点は次回への改善に生かし、またお客様と交流できる場を設けることができれば良いと考えております。 自身にとっても、ゼミ活動としても、とても素晴らしい経験となりました。今後まちパルにて、絵はがきは引き続き販売、箸置きはもう少し改良を重ね、常設販売を行う予定としております。お見かけした際はどうぞ宜しくお願い致します。」経営学部三年 松下
この度、この二店舗の出店をご支援頂いた若桜街道商店街の方々には、深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
3年生ゼミ活動紹介:智頭の森ブランディング
鳥取東部地方の観光地として、まず名前が挙がるのは圧倒的に砂丘で、その砂丘以外があまりにも知られていないという現状があります。しかし鳥取東部には、砂丘以外にも訪れるに素晴らしいところは数多くあり、その一つが智頭町です。智頭町は、鳥取県の南東部に位置し、その深い森、起伏のある地形、そして砂丘側にまでつながる清流千代川から形成される景観と、かつて「智頭宿」として栄えた歴史の面影を持つまちで、観光地としての可能性を大いに秘めています。
この智頭町のことを、いかに人に知ってもらうか、そしてその魅力を体験してもらうか、そのことを目指して、私たちマーケティングを学ぶ磯野ゼミは、「智頭の森ブランディング」プロジェクトを立ち上げ、2017年度後期から活動してきています。このプロジェクトは、まず智頭町の活性化を主体的に担う智頭町役場、私たちと同様に智頭町の活性化にその企業社会貢献として取り組むJVCケンウッドデザインと協力して推進するものです。智頭町役場は、すでにこれまでに「智頭森林セラピー」「智頭の癒しの宿」といった優れた観光プログラムを推進し、智頭への来訪者数を増加させてきています。またJVCケンウッドデザインはこれまでに、飛騨高山、白神産地などの日本各地の主要な森の音をライブで聴くことができる、「フォレストノーツ」サービスを展開し、さらに自然の音を感じ再発見するワークショップを全国の教育機関等で行う事業を進めています。今回の「智頭の森ブランディング」プロジェクトはそのような智頭町役場、JVCケンウッドデザインのこれまでの取り組みの延長にあります。
昨年度までは、まず私たちがこのプロジェクトに取り組むにあたり、智頭町のことを知ってもらい、その魅力を経験してもらいたい対象(ターゲット)として、私たち自身のような学生と設定しました。それはまず鳥取県内の学生は実はそのかなりの数が県外出身だからです。県外出身であれば、本学にいる間に智頭の良さを知れば、その学生が後にまた別の県外の人に智頭のこと伝え、その県外の人が関心を持ち来てくれることが想定されます。さらには県内出身の学生であっても、智頭町のことをより理解し、より身近なところとして来てもらいたくあります。
その上でまず、本学の学生における智頭町の認知度と理解度を知るべく、アンケート調査を行いました。その結果から、本学の学生にとっては予想通り砂丘の認知度は90%を超えるものの、智頭については20%未満にとどまることを理解しました。ただしそれでも智頭のことを知っている一部の学生にとっては、智頭はかなり魅力のあるところとして認識されていることも分かりました。すなわち行ってみればその良さが分かるが、それ以前に知られていないという状態です。
そしてそのような学生に向けた、智頭町のブランドとしての訴求イメージとして、智頭森林セラピーの訴求イメージを応用し、「森は包み込む、森は響く、森は伝える」と設定しました(図1)。そして智頭町の認知向上策の第一弾として、学内で1月に「智頭式餅つき大会」を開催しました。これには智頭町役場の方々にも大きな協力を頂き、大盛況に終えました(写真1)。
昨年度の活動を受けて今年度は、学生が智頭に行って楽しみたくなるような智頭観光プログラムを企画・実施し、今年度中に、実際に数十人が智頭に自ら来るようになることを目標として掲げました。そのために、まずあらためて智頭町の魅力を私たちが再認識した上で、学生向け観光プログラムのアイデアを探すべく、4日間に渡る智頭フィールドワークを行いました。ここでは、現在の智頭町の主要なプログラムである智頭森林セラピーの体験をはじめ、智頭宿の面影を残す智頭往来、芦津渓谷、板井原集落の散策と食事体験、智頭町に点在するカフェ巡り、旧山形小学校での各団体の活動視察、智頭の森サウンドスケープ体験等をしました(写真2〜5)。
その上でそのフィールドワークからの学びを振り返り、これら現在の智頭の観光資源には学生にとってはどこに特に魅力がありまた課題があるのか、そして学生にとってはどのような仕掛けであれば、来たくなるのかを、今ゼミ内で議論しているところです。この「智頭の森ブランディング」プロジェクトのように、私たちのゼミは、私たち自身の学びのためだけでなく、その学びを通して私たちが実践的に地域や社会に貢献することを目指して活動を行なっています。
本プロジェクトは、智頭町役場、JVCケンウッドデザインの協力で進められています。フィールドワークも多大なご支援を頂きました。智頭町役場の山中様皆様、JVCケンウッドデザインの柳沼様皆様には心よりお礼を申し上げます。
(ゼミ3年生:奥田菜々子;川上玲士;芝田朋輝;武安咲希;野津奈穂;平井瑞希;古川以呂巴;松下幸祐;松本果子;森井桃子)
鳥取市まちなかでの「花のまつり」で3年生が「やぎカフェ」を出店しました
本日4月29日(日)、鳥取市まちなかで開催された「花のまつり」にて、ゼミ3年生が「やぎカフェ」と称したお店を出しました。 好天に恵まれましたが、午前中の出足は昨年に比べて鈍いように見え、特に隣のカレー屋さんが列をなす程大盛況な中で、正直今回は...とかなり心配しました。そしてやはり場所が不利なのか、店構えが貧弱だったのか...では今できる修正は何か...と悶々としました。
しかしながら昼前からレモネード、オレンジが順調に売れ、その後はアイスティ、そして終わり頃はホットコーヒーも出るようになり、結果的にはほとんどを売り切って終わることができました。特にクッキー類はかなりディスカウントしたにも関わらず相当に苦戦した部分がありましたが、最後のゼミ生による凄まじい追い込みの結果、全くの予想外の完売の達成に至りました。 終わってみれば結果的には大盛況と言えないまでも、十分に盛況で、関わったゼミ生は色々と慣れない中、互いに協力して本当によくやったと思います。
今回の出店を通して学生は多くを学んだと思いますが、私自身、3年目の出店でありながらこれまでとはまた随分と異なる展開で、大いに学び深く反省することしきりでした。特に私自身が学んだこととして、まず店のコンセプトをとにかくごく単純に、はっきりと、分かりやすくすること、情緒的な面以上に物理的な面を前面に出すべきこと、そしてそれに応じて絶対に売れるあるいは顧客価値があると確信できるもののみ販売することが挙げられます。
改めてゼミ生はこの場所的に不利で、品揃えとしても問題があった中、本当によくやったと思います。ご苦労様でした。そして何よりこのカフェに今回お越し頂いた方々には深く感謝致します。ありがとうございました。またアドブレーンの澤田社長には今回の機会を頂き深く感謝致します。ありがとうございました。
絣伝統工芸産業調査報告をまとめました
2015 3年生ゼミ
概要
今年度の3年生ゼミでは、鳥取県の伝統的産業、特に「因州和紙」と「弓浜絣」を対象としたマーケティング計画提案を行うことを目標とします。「因州和紙」と「弓浜絣」は、鳥取県の主要な伝統的産業として位置づけられています。しかしながら他の多くの地域の伝統的産業のようにやはりこれらも、消費者の需要の変化により衰退化が進んでいます。
しかしその一方で、地域の伝統的産業であっても、全国的に知られ、需要を創り出しているものも少なくありません。今治タオル、倉敷帆布、鯖江の眼鏡等。それらも一時は新しいビジネスモデル、技術などに押され、衰退化の懸念があったなかで、需要を創り出し、成長しています。
地域の伝統的産業の衰退と成長を分ける要因は何でしょうか。そしていかにして、鳥取の「因州和紙」や「弓浜絣」を再度、成長軌道に乗せることができるのでしょうか。県内の伝統民工芸品を支援している鳥取県物産協会と協力し、このようなことを本ゼミでは取り上げ、分析していきます。
(9月30日update)
(2月14日update)
2月19日(金)、倉吉において、鳥取県物産協会が主催される県内伝統/民工芸品作り手を対象としたセミナー「第2回鳥取県の民工芸・伝統工芸の次世代のための研修会」が開催されます(2月19日(金)14:00 - 17:00 倉吉シティホテル)。
磯野ゼミは、その鳥取県物産協会の依頼を受けて、この一年間、県内の主要な伝統産業である因州和紙と弓浜絣産業についてのマーケティング調査を行ってきました。そこで磯野ゼミが、これまでに行ってきた調査結果の報告と、県内伝統/民工芸品産業活性化のための提案を行います。報告内容の概要は次の通りです。
(因州和紙担当:井上実保、花本啓児、森大樹; 弓浜絣担当:石坂孝平、猪股大倭、大田紗耶加、山崎湧午)
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公立鳥取環境大学による県伝統工芸品のマーケティング調査に関する報告
公立鳥取環境大学経営学部磯野マーケティングゼミでは、県の伝統工芸品であり国指定伝統工芸品である弓浜絣と因州和紙について、今後の業界活性化の一助となるべく、調査を行ってまいりました。
弓浜絣については、特にその一部の作り手への聞き取り調査、現在の顧客や潜在的な顧客の意識調査を行いました。まだ調査知見に限界はありますが、今回はそこから見出される、需要創出・拡大のための考えられる施策について、提案させて頂きます。
因州和紙については、特にその一部の作り手や流通への聞き取り調査を行いました。やはりまだ調査知見に限界はありますが、今回は需要創出・拡大の一つの施策として、特に商品としての因州和紙やその作成工程でなく、その作り手自身に焦点を当てたプロモーション施策について、提案させて頂きます。
いずれも、伝統工芸品の需要創出・拡大には、(1)その表現・宣伝の際に、作り手自身に焦点に当てること、(2)対象とする顧客層を分けて想定すること、(3)表現・宣伝の機会を適切に捉え、適切に行うこと、この3点が重要と考えられることを指摘します。
(2月19日update)
「第2回 鳥取県の次世代の伝統/民工芸品のための研修会」参加報告
先日2月19日、環境大磯野ゼミ3年生の伝統工芸品産業チームが、倉吉で開催された鳥取県物産協会主催「第2回 鳥取県の次世代の伝統/民工芸品のための研修会」にて報告、ディスカッションに参加しました。本セミナーの主な参加者は、まず県内の各種伝統工芸品、民工芸品の作り手の方々、そのような伝統工芸品などを販売される小売の方々、そのような産業の成長を支援する県や物産協会の方々、そして私たち環境大磯野ゼミのメンバーでした。
私たちは昨年の同じセミナー参加以来、この1年間で、県内の典型的な伝統産業である弓浜絣産業と因州和紙産業について、調査を進めてきました。そして本セミナーでは、その調査から見出した、今後の県内伝統産業の活性化のために、何をすべきかを提案致しました。提案内容は添付の冊子にまとめられています。また同冊子は本学「まちなかキャンパス」にも開架されています。
2015因州和紙調査まとめ.pdf (276489)
2015弓浜絣調査まとめ.pdf (532111)
鳥取県に限らず、国内の伝統工芸品産業の多くは、著しい衰退傾向にあります。その原因の多くは人々の生活構造や生活意識の変化、また産業構造の変化といった環境要因にあり、作り手側のみでその傾向を変えることは簡単ではありません。しかしながらその他方で国内にはそのような厳しい環境の中にあっても、さまざまな施策によって新たな成長を果たしつつある伝統産業もあることも事実です。そしてその施策のひとつとしてマーケティングやデザインができることは大きいと感じています。
そこで、鳥取県の伝統産業である弓浜絣、因州和紙産業は、マーケティングの視点から、何をすべきかを考えてみたのが、今回の調査です。いかにその需要を創出できるか、そのテーマはチャレンジングで簡単にはいかないことは確かですが、鳥取県内の大学であり、かつマーケティングを学ぶゼミとして、その取り組む意義は大きいはずです。
そして今回のセミナーに参加された方からもディスカッションを通して、提案内容に共感頂いたり、さらなるアドバイスや課題を頂いたりしました。今後も本ゼミは継続して取り組みたく思っていますが、このセミナーが産業成長のきっかけになればと思っています。
また参加ゼミ生も参加された方々のとの真剣なディスカッションに圧倒されたところもあったかもしれませんが、皆、このような機会を通して一回り成長したように思えます。
本ゼミ活動を支えて頂いた鳥取県物産協会の磯江様には心より感謝致します。
磯野ゼミ生:(因州和紙担当)井上、花本、森(弓浜絣担当)石坂、猪股、大田、山崎
磯野 誠
2015 3年生ゼミ
ケイケイ「フューセロン」コンセプト作成と「第5回タイ・鳥取中小企業連携促進フォーラム」参加・プレゼンテーション
来る2月19日(金)、米子にて、鳥取県戦略産業雇用創造プロジェクト推進協議会(鳥取県商工労働部内)が主催される、「第5回タイ・鳥取中小企業連携促進フォーラム」が開催されます(2月19日(金)15:00 - 18:00、米子ワシントンホテル)。
磯野ゼミはこれまでに、地元のプラスティック金型製作・成型企業である(株)ケイケイへのマーケティング協力を行ってきました。ここ1年は特に同社の新規事業である100%自然素材由来のバイオマスプラスティック素材「フューセロン」の製品コンセプト作りを手がけてきました。
そこで、磯野ゼミ(担当:藤田将久、森真美、吉村拓郎)は、そのタイ・鳥取企業連携促進フォーラムにおいて、(株)ケイケイへの協力の一環として、「フューセロン」の製品コンセプトについての英語によるプレゼンテーションを行います。
(2月19日update)
「第5回タイ・鳥取中小企業連携促進フォーラム」参加報告
先日2月19日、環境大磯野ゼミ生3年生の「フューセロン」チームが、米子で開催された 主催「第5回タイ・中小企業連携促進フォーラム」に、本ゼミ共同研究プロジェクトのパートナーである株式会社ケイケイ内藤社長とともに、参加・報告しました。本フォーラムの参加者とはタイ企業数社の社長、事業部長、マーケティングマネジャなど、鳥取県内企業数社の社長や事業部長など、それから県の担当職員などで、その中に本ゼミ生が、内藤社長とともに混じって参加することになりました。
本フォーラムの目的はそのタイトル通り、タイ国の企業と鳥取県内企業の取引機会を拡大しようとするもので、そのような実務的なビジネス・カンファレンスの中で、本ゼミ生が、ケイケイ社の主要製品でありこれまでそのコンセプト表現内容を研究してきた100%バイオマスプラスティック素材「フューセロン」の製品コンセプトを、英語によってプレゼンテーションしました。そのプレゼンテーション内容と製品コンセプトは上記の添付のとおりです。
これを機に、私たちも関与した「フューセロン」の活用が、国内企業だけでなくタイやASEANの企業に広まることを期待しています。
またゼミ生にとって今回の機会は、一種のゼミ研究成果のプレゼの機会でもあったとはいえ、経営者ばかりのカンファレンスで、かつ真のグローバルビジネスの場であったという意味で、かなり重たいもので、それなりに緊張することになったと思いますが、喉元過ぎればではありませんが、終わってみれば良くこなしたと思います。参加された企業や県職員の方からもプレゼンテーションのクオリティに対して非常に高い評価を頂きました。
本ゼミ活動の共同研究パートナーであるケイケイ社の内藤社長には、今回の機会を頂き、心より感謝致します。
磯野ゼミ生:(フューセロン担当)藤田将久、森真美、吉村拓郎
磯野 誠
2014 3年生ゼミ 地元企業KeiKeiとの共同プロジェクト
今年度、ここ鳥取地元の射出成形企業である「ケイケイ(KeiKei)」(内藤副社長)より、同社が開発した100%天然素材を原料とした射出成形用材料「フューセロン」を応用した商品案開発の依頼を頂き、磯野ゼミ3年生が同社と共同開発を進めてきました。
その一つの成果として、この12月10-13日に東京ビッグサイトで開催される国内最大の環境系展示会「2014エコプロダクツ展」に、開発した製品コンセプト案を出展しました。
KK-Tues PD Outline.pdf (308887)
Physeron Concepts.pdf (412343)
2014エコプロダクツ展 eco-pro.com/2014/
ゼミ生は前日から会場入りし会場設営を、そして11-13日の3日間は会場ブースで内藤社長と一緒に「フューセロン」とその応用としての商品コンセプト案を来場者の方々に説明しました。
多くの方がブースにお越しされ、大盛況でした。またゼミ生も最初は戸惑いながらも直ぐに慣れ、見事に説明していました。私自身は最終日のみ参加しましたが、私の方が遥かに戸惑い、ゼミ生が来場者に積極的に説明する姿に圧倒されました。
おかげさまで来場された方のうちから、本材料を応用した商品案展開についていくつかの重要な案件を頂くことができました。
お越し頂いた方々、また本プロジェクトを頂いた内藤社長には心より感謝致します。
2014 3年生ゼミ 鳥取青年会議所プロモーション・プロジェクト
2014年度、鳥取青年会議所(鳥取JC)よりその組織プロモーション企画案の依頼を頂き、「Project きのぴょん」と称して3年生ゼミで担当、進めてきました。現在は鳥取JCのキャラクター案が採用され(「とりぴょん」)、すでに10月の鳥取JC主催イベントにて活用され、今後さらに展開される予定です。