2018年度後期プロジェクト研究1&3 Project Research 1&3 

テーマ:智頭の森を英語で紹介する Introducing the Chizu forest in English 

概要:

鳥取東部の観光資源である智頭の森を、外国人観光客向けに、英語のパンフレット等を作成することで、紹介・案内する。その過程を通して、マーケティングにおける顧客理解、コンセプト、プロモーションの理論を学ぶ。

第13回:英語村スタッフへのプレゼンテーション

この回では、潜在的な外国人観光客として、英語村スタッフに、各チームが作成した智頭の森紹介パンフレットをプレゼンテーションしました。 チームは4つあり、チームA(リーダー:日和くん)は「タルマーリ」と「歩とり」の紹介マップ作成、チームB(リーダー:寺西くん)は「智頭往来」の案内マップ作成、チームC(リーダー:知念くん)は「智頭往来」の飲食処案内マップ作成、チームD(リーダー:野上くん)は智頭トレッキングの案内マップ作成に、それぞれ取り組んだものです。

どのチームも、完璧とはいえないまでもそれなりに英語を駆使してうまくプレゼンテーションし、英語村スタッフを引きつけることができたと思います。またスタッフからは、内容から英語表現についてまで、多くの有益なコメントやアドバイスをもらいました。 

今回各チームが作成した各種の智頭案内マップは、実際に智頭観光協会に置かせて頂こうと思っています。この授業後には、智頭の方と相談する予定です。 

 

2017FHプロジェクト研究1&3 Project Research 1&3 

テーマ:まちなかの消費リーダーとは 

まちなか商店街についての提案をしました。

25/07/2017 17:22

7月20日(木)、プロジェクト研究1&3(1・2年生開講科目)の一環としてその受講生が、鳥取市中心市街地活性化協議会と鳥取市経済観光部の方々に、鳥取市中心市街地(まちなか)活性化のための商店街顧客調査結果と、顧客ニーズに対する商店アイデアの提案を行いました。

ここではまず、まちなか商店街の顧客となるような人を大きく5つのタイプ:主婦、シニア、高校生、大学生、社会人に分け、彼らがどのようなニーズを持っているのかを、グループインタビューによって把握しました。それと並行してどのような店舗が入りやすく、入りにくいのか、入って何か買いたくなるのか、入ってもすぐ出たくなるのか、等の観察調査を行いました。その上でそのようなニーズにいかに対応すべきかとして、顧客タイプごとに商店のアイデア出しを行い、その中でも特に適当と考えられるものについてさらに展開し、まとめました。 

提案した商店アイデアは、もちろんそれらを実現するにはより深い検討が必要になりますが、協議会や市の方々には積極的に受け止めて頂けたと思います。それらをどのように展開できそうか、展開するためには何が必要か等のコメントやアドバイスを多く頂きました。 

今後は、この調査結果をもとにより多くの人を対象としたサーベイ調査により、ニーズの妥当性検証、アイデアそれぞれの潜在可能性の検討をしていく予定をしています。 また今回提案した顧客調査結果および商店アイデアは、冊子として本学まちなかキャンパスにて開架されています。

この度、まちなか商店街の顧客調査とアイデア提案の機会を頂きました、鳥取市中心市街地活性化協議会の成清様・平木様、鳥取市経済観光部の宮本様には、深くお礼申し上げます。

 

2015BH プロジェクト研究2&4 Project Research 2&4

テーマ:イマジネーションによるまちの活性化アイデア創出

概要:

まち(市内駅周辺)の活性化などのために、創造性理論の一種であるイマジネーションを活用して、何らかの新たな事業アイデア創出を試みる。最終的にはまちの一角のオーナーに、創出した事業アイデアを提案することを目指す。

参考書:

今和泉隆行(2013)「みんなの空想地図」白水社

 

2015年後期の磯野担当のプロジェクト研究2・4では、「イマジネーションによるまちの活性化アイデア創出」のテーマで、受講生(1−2年生)15人が、鳥取駅周辺に広がる「街なか」活性化のためのアイデアを模索してきました。

(坂本友香さん2015/10/22レポートより)

「何にもないな〜」これが街なかを歩いてみての多くの学生の最初の印象でした。そこからではどうすればいいのか、という課題に対して、(1)街なか活性化の各種事業をまとめておられる鳥取市中心市街地活性化協議会から、これまでの取り組みや知見等についてお教え頂き、(2)各自が取り組むべきテーマを設定し、(3)文脈イマジネーション(いったん大きな文脈を想像し設定した上で、その文脈を構成するものを考える)を活用しつつ、アイデア創出をしました。これは「バックキャスティング」などとも呼ばれる手法です。ここでは自分が考える街なかの理想の姿をどれほど詳細に想像し描くか(妄想するか)が重要になります。例えばどのような人がこの街なかに来るのか、その人はどのような場所で何をしてどのような気持ちで過ごすのか、それをできるだけ詳細に描ききります。そしてそのために必要なものをアイデアとして出すことになります。

そのために、街なかのフィールドワークとアイデア創出を繰り返す中で、最初は何もないように見えた街なかも実は、見方によって色々と魅力のあるものが点在していることも発見しました。そしてその魅力をいかにして引き出し表現するかが、多くのアイデア創出にとっての主要な目標となりました。

 

創出されたアイデアは、「温泉を活かした街づくり」「城下町とっとりに向けて」「レンタサイクルの活用」「袋川沿いの賑わい創出」「空き店舗→リサイクル・カフェ」「お弁当・カフェ」「商店街で使えるポイントカード」など多岐に渡りました。その上で、先日の1月14日(木)、鳥取市中心市街地活性化協議会の平木美雪様よりそれぞれのアイデアについてレビューを頂きました。

 

平木様にはそれぞれのアイデアについて非常に丁寧にお聞き頂き、提案アイデアの実現可能性、イメージしたターゲット像の妥当性、これまでの取り組みとの比較などについてポジティブな評価とさらなるアドバイスを頂きました。またこのアイデア創出活動を通して受講生は、街なか活性化のために何をすべきかについて、より身近な問題として捉えることができたようです。また想像力を働かせ、街なかの理想の姿を描くことの意義と面白さを感じ取れたようでした。

今後は、今回得られたアイデアの実現について、各自の活動および次回のプロジェクト研究への引き継ぎを行っていく予定です。

なお、本プロジェクトの成果物は「イマジネーションによる街の活性化アイデア創出」のタイトルで報告書としてまとめられています。本学街なかキャンパスで開架されていますので、ご関心おありの方はご自由にお取り下さい。

また本プロジェクト研究にご協力を頂きました鳥取市中心市街地活性化協議会の平木美雪様に心より感謝申し上げます。

受講生:中山大輔、増川寛人、有坂拓土、川原叶、坂本友香、佐々木夏穂、長尾千聖、矢野志佳、松浦生、村上大歩、池本さなえ、奥井華南、白井寛之、富山颯太、吉村雛乃

2015年度FH プロジェクト研究1&3 Project Research 1&3

テーマ:視覚による没入体験を捉える

概要:

フロー体験とは、人がスポーツや創作のような、より能動的で身体に関わる活動に真に打ち込んでいるときに得ることのある体験であるが、それはまた読書や風景を眺めているだけのような、より受動的な、あるいは視覚に依存するだけのような活動においてでも、得ることがあるものとされる(Csiksentmihalyi 1990)。そのような心的現象としてのフロー体験を捉えるための、フロー体験尺度が開発されているが(例えば石村 2008)、その質問項目を見たとき、それはより能動的な活動において伴うフロー体験を捉えるには適しているが、受動的な活動において伴うようなフロー体験を捉えるには限界があるように思える。具体的には、石村(2008)によるフロー体験尺度とは、「チャレンジしている」「うまくやる自信がある」「目標に向かっている」「うまくいっている」「完全に集中している」「思いのままに動いている」「我を忘れている」「コントロール(うまく対応)できる」「時間を忘れている」「楽しんでいる」の10質問項目から構成されるが、例えば絵画などの芸術作品を眺めているときや、風景を眺めているときに受けるようなフロー体験を捉えるときに、「チャレンジしている」「うまくやる自信がある」「目標に向かっている」「うまくいっている」「思いのままに動いている」「コントロール(うまく対応)できる」の質問項目は答え難く、適切ではないように思える。

 では、そのようなより受動的で、視覚によるフロー体験を捉えるためには、どのような尺度(質問項目の構成)がよいのか。このプロジェクト研究では、そのような受動的な体験に伴うフロー体験の性質を、定性インタビュー調査を通して、理解することを試みる。

2014年後期プロジェクト研究2&4

テーマ:顧客「没入体験」を導くカフェ等サービス・マーケティング

美しい景観、環境に立脚する地方のカフェ、レストラン、ペンション等は、いかにその景観、環境から顧客の「没入体験(フロー体験・審美体験)」を導くことができるのか。鳥取における特定のカフェ等の顧客を対象とした定性インタビュー等を通して、その顧客「没入体験」の構造、それを導く条件、顧客「没入経験」と顧客のそのカフェ等に対するロイヤルティとの関係を探る。

1.イントロダクション

2.調査課題と理論フレーム1:サービスマーケティング、フロー体験

3.調査課題と理論フレーム2:理論、概念、因果関係、調査方法

4.インタビュー調査対象の選定

5.プリテスト

6.インタビュー対象の二次資料分析1

7.インタビュー対象の二次資料分析2

8.二次資料分析知見のレビュー

9.インタビューフロー作成(フロー体験測定尺度等をもとに)

10.インタビュー実施1

11.インタビュー実施2

12.インタビュー知見のレビュー

13.プレゼンテーション用意1

14.プレゼンテーション用意2

15.プレゼンテーション

参考書:チクセントミハイ、2010、フロー体験入門—楽しみと創造の心理学

2014年度前期プロジェクト研究1&3

テーマ:県民文化芸術活動の持続的成長のために ー参加・体験・記録から考えるー

概要:県民による各種文化芸術活動の持続的成長のために、何が求められるのか。 定性調査(エスノグラフィ)として実際に文化芸術活動に参加し、体験し、記録し、考察 する。その上で、県民文化芸術活動の意義について、各自の定性調査・参加・体験か らの知見をもとにグループで考察する。

2014FH ProRes 3 Syllabus.pdf (82372)

2013年度後期プロジェクト研究2&4

テーマ:鳥取買物困難地域におけるニーズ ー 心的負担の把握

第2回島根・鳥取高等教育フォーラムでの報告

 このプロジェクト研究(2013年後期、1−2年生)では、鳥取県内の中山間地域集落における買物の状況を調べ、そこでの買物や生活上のニーズを把握し、何らかの提案を行おうとするものでした。

 一般に、このような中山間地域においては、都会ではごく身近な食品スーパー等がほとんどなく、ちょっとした食料品を買うにもかなり離れた場所にまで買いに行かなければなりません。さらに高齢のため体が不自由であったり、車等の移動手段を持たなければ、買物はより困難となります。そのような状況は近年、「買物難民」「フードデザート」といった表現で、一つの社会問題として捉えられています。

 特に鳥取県は中山間地域が多く、この問題は顕著です。そこで本プロジェクト研究では、まずそもそも対象となる中山間地域集落の住民にとっての買物の意義とは何か、住民の日常の生活において、買物とは何のためになされ、買物によって何が得られているのか、ということからより深く理解しようとしました。特に依拠した理論は買物や消費行動の楽しさや感情的側面を説明しようとする「快楽消費」理論です。特にフィールドワークとして集落での定性インタビュー調査を行い、住民の方々からじっくりとお話を伺いました。その結果、これまで「買物難民」とされていた人のまた別の角度の様子がよく把握できました。

 この研究はまた、島根大学が主催し山陰地域内5大学が参加する「山陰地域ソーシャルラーニング」プロジェクトの一つとしても位置づけられ、研究助成を受けました。www.solc-sanin.jp/5projects/

 平成26年3月5日、松江駅前の松江テレサにおいて開催された「大学と地域社会を結ぶ大学間連携ソーシャルラーニング 第2回鳥取・島根高等教育フォーラム」に参加し、本研究内容を報告してきました。

 このフォーラム用に報告をまとめ、プレゼンテーションを行ったのは、本学2年生秋田(環境学部)、黒川(経営学部)、西垣(経営学部)です。プレゼンテーションの形式自体は、直前まで主催者側から知らされておらず、当日はかなり困難しましたが、内容はよくまとまったもので、お陰さまでかなりの多くの参加者から興味をもってプレゼンテーションを聞いて頂けました。

始まったばっかりの様子です。一応記念写真として。妙に寒そうです。

さっそく一人の方から関心を頂き、一生懸命説明を始めているところです。一挙に緊張感が走りました。

だんだんと興味を持たれた人が増えてきました。

すでにかなりの人に集まって頂き、プレゼする方はかなりあたふたしている状況です。

 本プロ研に参加した学生、そしてこの報告をまとめた3人はご苦労さまでした。非常に密度の濃い内容の研究だったと思います。それがよくまとめられていました。今回得られた研究知見もさることながら、このような報告会での報告はいい経験になったのではないかと思います。

 また本研究内容に関心を持って頂き、本プレゼに参加頂いた方々に深く感謝致します。ありがとうございました。

www.kankyo-u.ac.jp/alliance/college/social-learning/news/2013/6408/

https://www.u-shimane.ac.jp/effort/gp/social/tottori_simane_forum.html