絣伝統工芸産業調査報告をまとめました

26/02/2018 18:38

当ゼミはゼミ調査プロジェクトとして、これまでに伝統工芸品産業のマーケティング分析を行ってきています。この2017年度は鳥取県の伝統工芸品産業の1つである倉吉絣に注目し、それと九州の久留米絣産業、岡山児島の小島デニム産業との比較調査を進めてきました。今年度この調査を行ったのはゼミ3年生である白椛さん、尾崎さん(久留米絣担当)、池本さん、筒井くん(児島デニム担当)、白井くん(倉吉絣担当)です。これらはまだ途中ですが、この年度末までの成果として、調査内容の概要をパネルにしてまとめましたので、ここに添付します。 

このゼミ調査プロジェクトは、数年前に鳥取県物産協会の磯江様より県内伝統工芸品産業活性化のテーマを頂いたことをきっかけとしたものです。私やゼミ生はそのお話を頂いてから県内の各種伝統工芸品産業を調べるにつれ、その奥深さ、美しさに魅了されるようになりました。同時に他の多くの地方の伝統工芸品産業と同様、その産業としての状況は芳しいものではないことを知り、何らかの形で貢献できればと思うようになりました。そこで前年度までは因州和紙と弓浜絣について調査を行いましたが、今年度は上述の通り、倉吉絣・久留米絣・児島デニムそれぞれの産業について調べたものです。本調査はまだ途中であり、来年度も引き続き進めていく予定です。

今年度の調査にあたっては多くの倉吉絣、久留米絣、小島デニムに関わる方々に聞き取りなどでご協力を頂きました。心より御礼申し上げます。

磯野 誠

久留米絣産業:ニーズ対応.pdf (298470)
久留米絣産業:組織化.pdf (317566)
倉吉絣産業状況.pdf (559195)
児島デニム産業状況.pdf (326881)