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環境大学公開講座・社会人経営セミナー「地域資源のブランディング」案内
21/10/2015 19:4811月4日(水)と、11月11日(水)、いずれも午後6時半から1時間、本学の公開講座の一環として、社会人経営セミナー「地域資源のブランディング」のテーマで、お話をさせて頂きます。
山陰には、他の地域にはない独特の魅力をもった地域資源が豊富にあります。そして山陰の人々は生活においてその豊かな資源を享受してきました。問題は、それらの多くが十分に外には認知されていないことです。地域資源はその地域の企業にとっての経営資源でもあります。魅力は、伝える方法論に沿って伝える努力をしなければ伝わりません。いかにして地域資源の魅力をより多くの人に認知してもらい、企業の経営成果に結びつけることができるのでしょうか。地域資源の魅力の形作りとその伝え方に関わるブランド理論から考えます。
第1回目:「「特別おいしい」では伝わらないーブランド理論が示唆するもの」
第2回目:「「自分が満足できるものを作る」だけでは不十分ー顧客志向が示唆するもの」
本学で3年生授業として開講している「地域マーケティング」からの知見をご紹介していきます。
もしお時間があればぜひお越し下さい(まだ受講希望できると思います)。茶菓もご用意されます。
自治体のためのマーケティング研修2
20/10/2015 22:38もう少し前になりますが、9月17日に開催された、鳥取県職員向け研修「自治体職員のためのマーケティング」で講師を務めさせて頂きました。9時から5時半までというほぼ1日をかけた研修でしたが、受講された方はご苦労さまでした。先日、研修を運営されておられる事務の方より、受講された方からのフィードバックを頂きました。今回は、基本的なマーケティングの考え方と、より実践的な地域資源のブランディングについて、解説と簡単な演習を行いましたが、ここで扱った知識が、皆さまの今後の活動にお役に立てるものでしたら幸いです。この度は私も色々と学ぶことができました。またフィードバックの中にもありましたが、次もしまた機会がありましたら、今度はより自治体が直接的に関わったマーケティング・プロジェクトの事例などを扱っていきたいと思います。
地域資源ブランディング提案2
15/09/2015 11:46今期前期に開講された「地域マーケティング」授業において、受講生は、各自が関心のある県内の地域資源を対象としたブランディング計画を立案しました。多くの受講生はそのブランディング計画を直接、その対象とした地域資源のオーナーに提案プレゼンテーションする機会を頂きました。その受講生による提案にご協力頂きました方々には、貴重なアドバイスを頂戴し、大変ありがとうございました。学生より提案プレゼンテーションの結果のフィードバックを受けましたが、頂きましたアドバイスはまた、今後の授業に活用させて頂きたく存じます。
また、今回の「地域マーケティング」授業にて学生により立案された各種地域資源のブランディング提案を、「2015年度 山陰の地域資源を対象としたブランディング提案」として冊子の形でまとめています。今回取り上げさせて頂いた地域資源のオーナーで、ご入用の方はご連絡下さい。
(本冊子は本学「まちなかキャンパス」(鳥取駅前商店街内「鳥パル」上3階)にも配架されています。)
自治体のためのマーケティング講座
15/09/2015 11:30今週木曜日、鳥取県内自治体職員の方を対象としたマーケティング講座が開催され、その講師を担当させて頂きます。
ここでは、午前中にマーケティングの概要、意義、基本的な理論を解説し、午後にその知識の応用として県内の地域資源数種を例としたブランディング(ブランド化計画)の演習をしてみたいと思います。
午前講義、午後演習と少し長丁場にはなりますが、有意義なものにしたく思っています。本講座にご参加される方はよろしくお願い申し上げます。
地域資源ブランディング提案
09/07/2015 06:06本年度前期開講「地域マーケティング」では、地元山陰にある地意識源を取り上げ、そのブランディング分析・提案を進めています。
授業最終回である7月28日(火)頃に、対象としました各地域資源のオーナーに、その提案をさせて頂く予定です。
取材頂きました
07/07/2015 08:25クリエイティブやデザイナーのための情報サイト「CREM」(運営会社The Creative Box、東京都台東区)に、取材頂きました。
編集部の丸山さん、ありがとうございました。
商業学会イマジネーション活用可能性研究報告
01/06/2015 07:44日本商業学会第65回全国大会にて、「新製品アイデア開発におけるイマジネーション活用の可能性」について研究報告を致しました。
当日、拙い報告ながら先生方より貴重なコメント、アドバイスを賜りまして大変ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
今回の研究は(いつもながら)色々と問題を抱えたものでしたが、頂きましたアドバイスから大いに学ばさせて頂きました。ぜひ今後の展開に活かさせて頂きます。
また他の先生方の研究報告を拝聴する中で、自分も大いに刺激を受けました。深く鋭い研究には強く感動させられます。このような研究者間のフォーラムの重要性を改めて認識致しました。
伝統工芸品マーケティング・ブリーフィング・ミーティング等
23/05/2015 14:133年生ゼミに関して、先日5月12日(火)には、今年度も継続して進める有機プラスティック材プロモーションプロジェクトについてKeiKeiの内藤社長より今後の方針などの打ち合わせを行いました。また5月19日(火)には、今年度から進める鳥取伝統工芸品のマーケティングプロジェクトについて、今回のプロジェクトのスポンサーである鳥取県物産協会の磯江様より因州和紙業界、弓浜絣業界についてブリーフィングを頂きました。大変ありがとうございました。
イマジネーション研究報告予定
22/05/2015 13:07来週末2015年5月31日(日)の日本商業学会第65回全国大会(香川大学)にて、「新製品アイデア開発におけるイマジネーション活用の可能性」のタイトルで研究報告をさせて頂きます。今回は結果的にいろいろと多くの課題が残された研究となりましたが、ともかくの成果報告になります。
鳥取県 民工芸・伝統工芸の次世代のための研究会 講師参加を終えて
18/02/2015 08:29昨日2月17日は、鳥取県物産協会主催の「鳥取県の民工芸・伝統工芸の次世代のための研修会」にて、セミナー講師をして参りました。
ここでは、県内の民工芸・伝統工芸作家、職人、販売の方々を対象としてマーケティングの基本的考え方やそれを商品・作品にどのように当てはめることができるかなどのお話と質疑応答をしました。拙い話しかできませんでしたが、お越し頂いた方には感謝致します。大変ありがとうございました。
話を進めていく中では正直、なかなか聴き手の様子がよく掴めず、話している内容が聴き手にとって意味のあるものなのかそうでないのか、心配になりましたが、話終わった後に多くの方に質疑を頂き、そこでやっと様子が分かりました。
今回は、民工芸・伝統工芸の作品展開であっても、環境資源分析→顧客分析・定義(セグメンテーション&ターゲティング)→コンセプト設定→の流れがあてはまるはずで、広く受け手(顧客)にその価値を認めてもらうためにはこのプロセスを取る必要があるという点を主張しました。
この流れは、基本的にはどのような作品展開にも当てはまるはずですが、具体的にある作品展開にはどのように当てはまるのか、それについてはより深い考察、試行錯誤が必要です。当然ながらなかなか今回の研修会や話だけではそのさわりのみだけに終わらざるを得ません。そのあたりについて、質疑応答をしながらもどかしい思いもしました。
また、特に顧客定義について、これまでの顧客、これまでの作品・商品の顧客をそのまま、今後の顧客として定義することだけが、顧客定義ではありません。これまでの顧客とはまた別の顧客定義が必要なこともあると思います。そしてその際には作品・商品の使われ方も、作り手が想像出来るものを越えた、これまでと全く異なる使われ方がなされる可能性も十分にあり、またそれを提案しなければならないこともあると思います。
加えて、今回の話ではマーケティングのプロセスについて焦点を当てて話をしましたが、作品作成・展開の組織構成についても考慮する必要があることを痛感しました。一つの作品を作るにあたり、現在の顧客・現在のビジネスを展開する人、将来の潜在顧客・将来の潜在ビジネスを開拓する人の二人がいるように思えます。現在の顧客に対応することと、将来の顧客を対応することは、大きく異なった思考が必要なように思えます。
またいくつかの作品展開については、私のゼミでぜひご支援させて頂きたく思っています。
今回のテーマについては、これからも様々な形で取り組んで行きたく思っています。関係される方にはぜひよろしくお願い致します。
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